武蔵野音楽大学管弦楽団演奏会

母校・武蔵野音大の管弦楽団の演奏会がオーバードホールでありました。在学中の成績優秀者で編成されています。

グリーグのピアノコンチェルトは、私は同窓会の仕事で第1部のドアマン(3階)をしており、モニターでしか聴けませんでしたが、若さ溢れるエネルギッシュな演奏でした。学校の勉学や授業をこなしながらのコンチェルトの練習は凄まじいものがあると思います。

第2部からは、仕事も交代となり、3階席でゆっくり聴けました。エルガーのシンフォニーは、どこでブレスをしているか分からないほどの、メロディの息の長さやうねりのしつこさが圧巻。その後のアンコールの威風堂々が、馴染みのある曲に心が安心して飛び込め、勢いよく感動が押し寄せました。終演後、音楽の素人である友人2人が、最後の曲(威風堂々)が、自分を励ましてくれてるようで感動して涙が出た・・と言ってました。

母校の学生さん達がレベルの高い所で頑張っている姿を見て、とても感慨深いものがありましたし、終演後、1人駐車場に向かうまでの道の途中で、演奏者らしき女性2人と行き違い、「ありがとうございました」と挨拶をして頂きました。この境遇や環境が当たり前ではないという真摯な気持ちで物事に臨んでいる姿勢が見えて、母校を誇りに思いました。

生の演奏はやはり素晴らしいですし、皆さんに聴いて欲しかった演奏会でした。聴きに来て下さった方々に感謝致します。
私のいる3階席にたまたま来られた生徒さんと御父兄と記念写真!
休憩時間に、誰か知ってる人いないかなー・・と3階まで探しに来ていた可愛い小3の男子生徒。たまたま、彼の2人の先生が隣同士で座っていたので、記念撮影📷
平日の金曜日だというのに、沢山の方が聴きに来て下さいました。
3階席